PixelBasherの使い方

こんにちは空空寂寂です。
PIXEL BASHERを買ったので覚え書きします。使い方を日本語解説します。
また一日では書き切れないので追記で行います。

PixelBasherとは

ピクセルバッシャーと読みます・・・多分。

ピクセル狂信者的な意味合いだと思います。

その名の通りドット絵を作成するためのソフトウェアです。

ただ一般的なドット絵作成ソフトと違うのは、既存の部品を組み合わせて作成(kitbashing : キッドバッシング)していく点です。

PixelBasherの公式ページURL : https://pixelbasher.dev/

現在ベータバージョンが$19.99 USD(2836円)で販売されています。

支払いはpaypalかクレジットになります。

itch.ioのアカウントが必要なので持ってない人は、購入前後に作成します。

itch.ioの公式ページURL : https://itch.io/

購入後ダウンロードしたzipファイルを解凍し、PixelBasherフォルダ内のPixelBash2.exeで起動します。

最新情報はRichard LemsさんのTwitterで発信されています。


画面構成

ここに記載する内容は基本的に公式のドキュメントを参考にしています。


画面右側にライブラリがあり、Panel(パネル)とpattern(パターン)をタブで切り替える事が出来ます。

ライブラリ内のブラシを左クリックで選択するとキャンバスに配置されます。

画面中央に広がるスペースがキャンバスになります。

配置されたオブジェクトはキャンバスのどこにでも移動することができますが、注意点としてグリッド内に配置されたものだけがアクティブオブジェクトとされ、出力の際にはグリッド外のオブジェクトは削除されます。

キャンバスの拡大縮小ctrl + マウスホイールのスクロールで行い、パンニングマウス中央ボタン(マウスホイールボタン)を押したままでドラッグで行います。

ctrlを押したまま、プラスキーまたはマイナスキーでも行えます。


Object

配置されたオブジェクトは様々な情報を持ち、また、ドラッグで移動したり、拡大縮小、回転などが行えます。

オブジェクトの移動は、オブジェクトをマウス左ボタンのドラッグで行います。

何も配置されていないキャンバス領域でドラッグ選択を行う事で複数のオブジェクトを選択しドラッグで移動することが可能です。

Ctrl + zで操作を戻す事ができます。

拡大縮小は、オブジェクトを囲むバウンディングボックスをドラッグして行います。

回転はマウス右ボタンのドラッグで行います。shiftキーを押している場合15度ずつの回転になります。

Rキーで45度回転させる事ができます。

配置されたオブジェクトを選択すると、Object ToolBox(オブジェクトツールボックス)とEffect(エフェクト)が表示されます。

Object Toolboxは次のアップデートで一新されるようです。

画面表記はObject Toolboxになっていますが、公開されているドキュメントではObject Toolbar(オブジェクトツールバー)という表記になっています。

画面左に表示されるEffectは、選択されているオブジェクトのエフェクトプロパティを調整することが出来ます。

これもまた公開されているドキュメントではObject Effect Panel(オブジェクトエフェクトパネル)という表記になっています。


Object Tool Box (Object Toolbar)

1.選択されているオブジェクトを最前面へ移動 (shift + w)

2.選択されているオブジェクトを最背面へ移動 (shift + s)

3.選択されているオブジェクトを一つ前面へ移動 (w)

4.選択されているオブジェクトを1つ背面へ移動 (s)

5.選択されているオブジェクトの鏡面反転 

6.選択されているオブジェクトの複製

7.選択されているオブジェクトを明るくする

8.選択されているオブジェクトを暗くする

9.選択されているオブジェクトの色数を減らす

10.選択されているオブジェクトの色数を増やす


Effects (Object Effect Panel)

配置されたオブジェクトを選択したとき、画面左に出るあれです。

スライダーで値(量)を調整します。

パネルの右上にあるアイコンはオブジェクトのエフェクト情報をコピーアンドペーストする機能です。

左側が、Copy object effect parameter (コピ)

右側が、Paste object effect parameter (ペ)

になっています。

Drop Shadow

オブジェクトの外に影を作成します。

Distance

影の量(長さ)を調整します。

Opacity

影の不透明度を調整します。
最大値の時はキャンバスにも影が落ちますが、値が最大値より小さい場合はキャンバスに影は落ちないため、画面上では影は落ちていない状態になりますが、対象のオブジェクトの下に別のオブジェクトがある場合、それらのオブジェクトに影が落ちます。
すこし文章ではわかりづらいかもしれませんので動画でも確認してみて下さい

Angle

影の向き(方向)を時計回りに変更することができます。

Brightness

影の明るさを変更することが出来ます。


Outline

Thickness (厚さ)

オブジェクトの周りにアウトラインを作成します。厚さというより、太さといった感じなのかも。

ドロップシャドウが作成されている場合、オブジェクトだけでなくドロップシャドウも含めて合うとらんが作成されます。この際、対象のオブジェクトより下にオブジェクトが無く、ドロップシャドウのOpacityが最大値より小さい値の場合、影とアウトラインは消えます。

対象オブジェクトより下にオブジェクトがある場合、そのオブジェクトに対してのみシャドウとアウトラインが表示されます。

Brightness

アウトラインの明るさを変更することが出来ます。


ドロップシャドウとアウトラインについて実際操作すると、とても理解しやすく使いやすいシステムなのに、文章にすると自分で読んでも非常にわかりにくくなっているため動画にまとめました。


Object Color

オブジェクトの色を設定することが出来ます。

スポイトアイコンはカラーピッカーになります。

global effect panel (Document Settings)のカラーパレット機能と組み合わせて利用する事で真のレトロな美を追求することが出来るそうです。

Brightness

オブジェクトの明るさを調整できます。


Color Count

オブジェクトに使用される色数を調整できます


Contrast

オブジェクトの明暗の対比を調整できます。


Object Opacity

オブジェクトの不透明度を調整出来ます。


Object Blend Mode

配置されたオブジェクト同士のブレンドを変更することが出来ます。

Normal

標準の状態ではNormalが選択されています。

重なり合うオブジェクトがあるとき、上のオブジェクトが優先されて表示されます。

Cutout

重なりあうオブジェクトがあるとき、下のオブジェクトに同型の穴を開けます。

Masked

重なり合うオブジェクトがあるとき、対象オブジェクトは下のオブジェクトの上だけに表示されます。

メニューバー

画面上方にメニューバーがあります。

左側から

New File

新規作成


Open Project

保存されているPixelBasherのプロジェクトファイルを開きます。


Save Project

現在作成しているデータ(プロジェクト)を名前をつけて保存します。

拡張子は.bash


Export Image

作成したオブジェクトを.png形式で出力します。
キャンバスの項目でも書きましたが、グリッド外に配置されているオブジェクトは全て削除されます。


Export to clipboard(?)

クリップボードに書き出すボタンです。
しかし、現在機能していないようです。

1.Toggle Parent Line

オブジェクトの親子関係を示す何か?
現在機能していないようです?


2.Toggle Grid

キャンバスのグリッドの表示・非表示を切り替えます。

3.Document Settings

キャンバスやソフトウェアの設定を行う事が出来ます。

Grid

キャンバスのグリッドサイズを変更することが出来ます。

Editor Internal Resolution

ソフトウェアの解像度を設定することが出来ます。

Show Debug Stats

配置されたブラシ(オブジェクト)の数や、マウスの座標、

ズーム倍率、カメラの座標、使用テクスチャメモリなど確認できます。


4.Global Settings

キャンバスに配置された全てのオブジェクトに対して影響する効果や環境の設定を行います。

Outline

Thickness

配置された全てのオブジェクトのアウトラインのサイズ変更

Diagonal

上記のアウトラインの角の処理

Brightness

アウトラインの明るさ


Contrast

配置されている全てのオブジェクトのコントラスト


Color

Global Posterize

配置された全てのオブジェクトの、グラデーションの階調数をコントロール出来ます。

Number of Colors

全てのオブジェクトで使用する色数と、色の種類

パレットデータのインポートが可能

Tolerance

許容範囲


Layer (レイヤー)

配置されたオブジェクトをレイヤーで管理することができます。
複雑に重なったオブジェクトを素早く選択することができます。

レイヤーは上記アイコンで表示・非表示を切り換える事ができます。

レイヤーは画面下から積み上げられ表示され、また、ドラッグで重なりの順番を変更することが出来ます。

まだ動作にバグがみられます。


OBSIDIAN

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